とうこ

とうこ
I
とうこ【党錮】
〔「党」は党人, 「錮」は禁錮の意〕
中国, 後漢末, 政界の中枢を握っていた宦官(カンガン)が儒学の徒である官僚層(党人)を禁錮に処して, その批判を封じたこと。 宦官による腐敗政治がさらに進み, 後漢滅亡の一因となった。 党錮の禁。
II
とうこ【唐鼓】
「堂鼓(ドウコ)」に同じ。
III
とうこ【島弧】
IV
とうこ【投壺】
壺の中へ矢を投げ入れ, その数・入り方などで点を争う遊び。 中国で周代に始まり, 古くは宴席での興とされた。 奈良時代に中国から伝わり, 江戸時代再び盛行。 つぼうち。 つぼなげ。
V
とうこ【東胡】
中国の春秋時代頃からモンゴル高原東部に現れた狩猟牧畜民族。 のち匈奴に服属。 烏桓(ウガン)・鮮卑などはその後裔という。
VI
とうこ【董狐】
中国, 春秋時代の晋の史官。 晋の霊公が趙穿に殺されたのに, 時の上卿趙盾は賊の穿を討たなかった。 それゆえ狐は「盾その君を弑(シイ)す」と記述したという。 権勢を恐れず, 歴史の真実を表すことを董狐の筆という。 生没年未詳。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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